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つばめのキャラづけ

Weihnachtsgruesse.gif

Merry Christmas!



今日は長文ですよ。


ここまで決めてから、主人公のキャラづけを開始しました。

ドイツ啓蒙主義では、「人間はどのようにして物事を認識しているのだろうか」というテーマが、ヨーロッパの他の国よりも強く出ていたように思います(多分)。
また、前にも書きましたが、「空を飛ぶ人の成長物語」というキーワードから思いついたのが、「空からはものがよく見える」「外部にいる人の方がものがよく見える」ということだったので、『つばめ飛ぶ』では、認識という問題を中心に据えることにしました。


空は、孤独の場であると同時に、認識の場でもあります。空での孤独と、地上での孤独、常に孤独に耐えてきたつばめは、知らず知らずのうちに認識する者として成長するわけです。
しかし、外側から見るだけでは不十分です。つばめを机上論に陥らせないために、百万との会話(=つばめの認識者としての覚醒)の中では、

百万の気持ちをくみ取る→百万の問題を認識→百万に、彼がすでに気がついていたことを伝える(断罪ではなく)

というプロセスをとらせました。(いつぞやのレポートで読んだのですが、実際に、啓蒙主義で、初めて、「悪人のこころも理解できる可能性がある」という考えが出てきたそうです。)
実際に目の前にいる人の心を汲み取り、その上で問題を認識する、これが、「虹」の比喩につながります。彼女には、認識の場である天空と、命(=実際)の場である地上を行き来する存在になってほしいと思いました。

つばめが、この、「地上と天空を行き来する存在」になることが出来たのも、「自分には帰る場所がある、自分を待っていてくれる人がいる」ということが分かったから、という話にしています。つまり、つばめに、百万へのあの台詞を言わせたのは、間接的には、プロトーエやフロリオ、コルカ、研究室の先輩たちや武器屋のおじさんやアノさんというわけです。


RPGのキーワードが出来てから、主人公のキャラ付が終るまでを、有馬の「芋づる的思考法」の例として挙げてみたのですが、いかがでしたでしょうか。ストーリーを作るうえで、何らかの参考になればうれしいです。

「えらく理屈っぽいじゃないのよっ」(←プロトーエの口調で)と思った方、正解(大汗)。市販のRPGをほとんどやっていない人間なので、理屈に頼るしかないのです。母国語は文法無しでもできますが、外国語は最初に文法を習わないとつらいのと同じだと思って、笑い飛ばして下さいませ。
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